その昔学生時代の道祖神好きの恩師から小倉南区の山中にある
辻岩の話を聞いた。
その当時は、道祖神などに興味はなかったが、探検心をくすぐる話
だった。 おそらくその頃から旧道や古い構造物に興味をもつように
なった気がする。 実際、金辺隧道や櫨ヶ峠隧道などを原付で見に
行った記憶がある。
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辻蔵大明神は、極近場に存在する。
あまりに近いため何時でもいけると
高を括っていた。
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参道を示す看板もすぐに見つかった。
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結構整備されているようだが。
大明神の気配がない。
参道というよりタダの林道っぽい。
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いつまでたっても大明神にたどり
着かない。
いい加減ばててきた。
また、チャリを漕いで登れるのも
この辺が限界だ。
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おかしい、地図上で確認した距離
以上に登っているのに何も見つからない。
本道からそれたところで焚き火をしている
人がいたので聞いてみた。
一山違うといわれた。
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さらに、本来の参道は荒れていて
わかりにくいので、別につくられた
道があると教えていただいた。
で、これがその道。
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今までと何ら変わりがないようにみえるが
一山違っている。
写真ではわかりづらいが勾配がきつい。
この辺りから押して上がることに。
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さらにズンズン登っていく。
結構険しいぞ。
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途中いくつも分岐があり、どれが正しい
のかわからない。
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はじめて案内板を発見。
しかし、どっちから見てどっちに行けば
良いのかわからない。
一度上の道に行ったら間違いだった。
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