『稲童掩体壕』 その3



北九州のすぐそば行橋市稲童に、妖しい戦争遺構がある。
というわけで、カブでいってきた。
以前から存在は知っていたが、場所が確定できなかった。



  さらに移動。

  稲童海岸のとある会社の敷地にも
  掩体壕が。
  大きさは1号掩体壕と同等と思われる。



  4と書かれているが、これは当時の
  物だろうか?




  会社の人に撮影許可をいただき
  中に入ってみた。



  完全に物置になっている。




  戦時中の物資が不足していたときに
  造られた物にしては、多少のひび割れは
  あるが、まだまだしっかりしているように
  見える。




  1号掩体壕より保存状態が良いかもしれない。




  壕内から外を見ると稲童の海がすぐそこに。


  私有の敷地内にあるためか、行橋市による
  説明板などが何処にもない。


  大きさの詳細はわからないものの、
  トラックと比較すると大きさがよくわかる。




  建物と掩体壕の組み合わせに違和感を
  感じないのは自分だけか?
  史跡指定されたものよりこっちの方がいい
  雰囲気だ。



  工業団地の開発などで、近隣の風景が変わってきている。
  もしかしたら、埋もれていた戦争遺構も開発で消滅しているのかもしれない。
  土手で囲んだだけの無蓋掩体壕というのがどの様な物か見てみたいものだ。
  また、築城の広末と椎田の八田にも壕が造られているらしい。
  今も残っているかは不明だが、今度探索してみよう。 かな?
  掩体壕に関しては、宇佐の城井にも10個ほど現存するらしいので、こちらも
  いつか探検してみよう。


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